カクテルを作ろう!

自分でもカクテルを作ってみたいというのためにここでは専門用語、計量単位のどの基礎知識を紹介します。

カクテルをつくるときの計量単位

単位 分量 ml 参考
1ドロップ 1滴 1/5ml ビター・ボトルに8分目を入れ、1滴出した量。
1ダッシュ 1振り 1ml ビター・ボトルに8分目入れ、1振りした量。
1バー・スプーン 1杯 5ml ティー・スプーンの1杯分と同量。飲食業で使われる小さじ1杯の量。
1テーブル・スプーン 卓さじ1杯 15ml 飲食業で使われる小さじ一杯の量。
1オンス 約30ml 30ml 正式には1ポニーという。
1ジガー 2オンス 60ml 正式には2オンス。アメリカ式では1と1/2オンス(45ml)
1ジル 2ジガー 120ml あまり使用されない単位。
1カップ 2ジル 240ml 飲食業で使われる1カップは200ml
1パイント 2カップ 480ml パンチを作るときなどに使用する単位。
1クォート 2パイント 960ml パンチを作るときなどに使用する単位。
1ボトル 4/5クォート 760ml パンチを作るときなどに使用する単位。



カクテルづくりに用いる道具
※画像をクリックすると購入もできます。

シェーカー ミキシンググラス スクイーザー
スタンダードカクテルシェーカー(M)【こだわりキッチン「プロの道具屋さん」】
シェーカー(M)
一番よく使うサイズです
スタンダードミキシンググラス【こだわりキッチン「プロの道具屋さん」】
スタンダード・ミキシング・グラス
レモン絞り
スクイーザー
カクテル5杯分を一度に作れる大型のものから、1杯分しか作れないものから、さまざまなサイズがあります。
ガラス製のものがありますが、過程で使用する場合は、手入れしやすいステンレス製で、2、3杯作れるものがよいでしょう。
混ぜ合わせたいが、ドライな感触を失くしたくないときに使います。
別名バーグラスともいいます。大型と小型のものがありますが、小型のものはあまり利用価値がありません。ストレナ-とバースプーンをセットで使います
レモンなどを絞る道具です。ガラス製で、大型のものを選び、中心部がレモンの内側にフィットするものがよいでしょう。小型のものだと、レモンの内膜を破り渋みが出やすくなります。
デキャンタ瓶 アイス・トング アイスペール
ディーバ デキャンタ(S)【こだわりキッチン「プロの道具屋さん」】 アイストング
ワイン・ベースのカクテルなどを作る際にクラレットのオリをとるために、いったん移し変えるための瓶です。 氷をはさむ器具で、アイス・ペールとセットになっています。 氷バケツともいい、溶けた氷の水が底にたまるよう、底蓋のついたものがよいでしょう。
ブレンダー メジャー・カップ バー・スプーン
Cuisinart(クイジナート)スマートパワーブレンダー【SPB7J】【アイゲット】
ブレンダー
スタンダードメジャーカップ(M)【こだわりキッチン「プロの道具屋さん」】
オーソドックスな形のメジャー・カップ
バースプーン(L)【こだわりキッチン「プロの道具屋さん」】
カクテル作りに最適なスプーン
単にブレンダーという場合はミキサーのこと。本格的なカクテル調整用もあります。 別名、ジガー・カップといいます。日本では一方が1オンスと、もう一方が1.5オンスのものが普及していますが、1オンスと2オンスのものもあります。それ以外のサイズのものはありません。 普通のロング・スプーンとは違います。一方のフォークは瓶詰のチェリーやオニオンを取り出すのに使い、スプーンのほうは計量や材料を混ぜ合わせるのに使います。ミキシング・グラスとサイズがあわされていて、小型のもありますが、必要性がないので、普通のサイズを選びます。

初心者はまず、これを覚えよう!!カクテルをつくるときの基本テクニック

ビルド Build
ビルドは、カクテルを1杯ずつ、直後使用する容器(グラス)のなかで混ぜ合わせてつくる方法です。
一般には、材料に氷を入れて混ぜますが、材料だけで氷を入れずに混ぜる場合もあります。
この場合は、材料をあらかじめ6度以下に冷やしておきます。
氷の大きさや量は、使用するグラスや、ミックス・ドリンクによって違ってきますが、技法としてステアと共通しています。
ビルドのやり方
(1)グラスのなかに氷を入れて、水を注いで氷を洗います。
氷を洗ったら氷を捨てて、氷の角を取ります。
(2)正確に計量を行った材料をグラスに入れます。
メジャー・カップは利き手の反対側の手で中指またはと人差し指を外側にして持って
グラスの手前で計算し、手前から向こう側に向かって注ぎいれます。
(3)材料を注いだら、バー・スプーンをグラスの底まで入れ、バー・スプーンの先をグラスの中心に向けて、
円を描く今日にグラスの内のりに沿って混ぜます。
★混ざりにくい材料を混ぜあわせる場合にはバー・スプーンを回転されながら多少上下に動かします。。

ステア Stir
ミキシング・グラスを使って、材料を混ぜ合わせて作る方法がステアです。
つくるカクテルの量は1〜3杯分が適当です。
ステアはビルドと共通していますが、
ステアは、ショート・ドリンクのミックス・ドリンクを作るときに用いられ、
ビルドは、ロング・ドリンクの場合に用いられることが多いです。
ステアのやり方
(1)ミキシング・グラスで、シェークするときより大き目の氷を使います。
まず、水を注いで氷を洗い、氷の角をとります。
洗った水は捨てます。
(2)正確に計量を行った材料を入れます。
そのとき、メジャー・カップは利き手の反対側の手で、
中指または中指と人差し指を外側にして持ってミキシング・グラスの手前で計量します。
メジャー・カップを注ぐときは、手前のほうから向こう側に向かって注ぎいれるようにします。
(3)材料を注いだら、素早く混ぜ、中の材料の温度を下げます。
ミキシング・グラスの外側から材料の入った部分に親指を当て、
親指に感じる温度で材料の冷え具合を判断します。
(4)ミキシング・グラスにストレートナーのセットし、人差し指をストレーナーにかけ、
氷がミキシング・グラスの外に出ないように注ぎます。
★バー・スプーンは利き手で、らせん形にねじられた部分の上部を親指で押え、中指と薬指の間にはさみます。

シェーク Shake
卵、生クリーム、牛乳、ココナッツ・ミルク、リキュールといった混ざりにくいあわせるときにシェークします。
シェーカーの使い方はもう少々お待ちください。
一般に出回っているシェーカーは最新型で、使うときはシェーカーのボディのなかに材料と氷を入れ、
トップをはずした状態でストレーナーをかけ、最後に、トップをかぶせます。
シェークのやり方
(1)シェーカーのボディに材料と氷を入れ、ストレーナー、トップの順にセットします。
このとき、トップとストレーナーを一緒にセットすると、シェーカーのなかで空気が圧縮され、振っているときにシェーカーが外れることがあるのでご注意します。
(2)トップには利き手の親指、ボディの底は反対の手の中指で押え、トップとボディの底に直線的に力が入るように持ちます。
手のひらの温度で、中の氷を溶かさないよう、シェーカーは指先で持ちます。
(3)シェーカーを押し出すように上下に振ります。このときに手首の力を抜いて少し弧を描くようにします。
前後に振る動作は大きくして身体にぶつかるくらいがきれいに見えます。
また、材料が必ずストレーナーを毎回通過するように振るとよく混ざります。
(4)シェーカーを振って混ぜながら温度を6度まで下げます。
温度が下がったらトップを外し、ストレーナーに指をかけてグラスに注ぎます。
持ち方はこんな感じです
★シェーカーを振って温度を下げるとき、素早く行い、氷を溶かさないようにします。

☆シェーカーの用語解説☆
自分のシェーカーです。
材料をと材料を混ぜ合わせたり、急激に冷やしたりするときに使用するシェーカーは、
ボディストレーナートップの3つに分かれます。
材料はステンレス製のものが扱いやすいでしょう。
使い方は、ボディに材料と氷を入れた後、ストレーナーを装着し、トップをかぶせます。
ストレーナーにトップをかぶせた状態でボディに装着すると、中の空気が圧縮されて、シェーク中にフタが飛びだす可能性もあるのでご注意を。
シェーカーを分解しました。
各部解説
左がトップ シェーカーのフタの部分。
中央がストレーナー グラスに注ぐときに、
氷などの材料をはずして、
液体だけを注げるように、
中ブタの役目をしています。
右がボディ 材料と氷を入れるシェーカーの本体部分。
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ブレンド Blend
ブレンダー(ミキサー)を用いて、材料を混ぜる方法です。
最近では有名なカクテルを、ブレンダー等を用いて、フローズン・スタイル(グラスの外側に霜がつく作り方)に
作るのが流行っています。たしかにカッコよさげです。
フローズン・スタイルは、かつてはシェーカーやミキシング・グラスを使って作られましたが、
このほうが、グラスに材料を注いだあとに氷を入れないので、水っぽくなるので注意します。。
ブレンドのやり方
(1)正しく計量した材料と、小さめに砕いた氷を適量、ブレンダーのなかに入れ、フタをします。
(2)ブレンダーを作動させます。
(3)シャーベット状になったら、ブレンダーを止め、手早くグラスに入れます。
★バーでは、通常クラッシャーという機械でクラッシュド・アイスを作り、それをミキサーにかけます。
クラッシャーがなければ、砕いて使うようにします。
★ブレンドは、氷の量と大きさ、材料のバランス、作り方によって仕上がったカクテルの色、味が全く変わってくるので
要注意です。特に氷は入れすぎないようにしましょう。水っぽくなります。

ちょっと飾りをつける!!カクテルをつくるときのワンランク上のテクニック

スノースタイル Snow Style
スノー・スタイルとは、日本だけのカクテル用語です。ふつうは、グラスのふちにグラニュー糖をつけますが、塩やそのほかのものをつけるときは塩のスノー・スタイルなどといいます。
雪のように白くなる見た目から、単純にスノースタイルと呼んでいるのだと思います。
スノー・スタイルのやり方
(1)グラスを自分の反対側のほうに倒し、グラスを回転させながらレモン汁をグラスのふちにつけます。
(2)小さな皿にグラニュー糖または塩を広げ、グラスのふちに均等につくようにそっと置き、グラニュー糖(塩)をつけます。
(3)余分についたグラニュー糖(塩)は、グラスを指ではじいて落とします。

フロート Flout
フロートやプース・カフェという飲み物のほかに、カクテルにもフロートの方法をとるものがあります。
フロートとは浮かせるという意味で、日本語では「注ぎ重ねる」という表現をします。
スノー・スタイルのやり方
(1)お酒を小さな容器に入れます。
(2)バー・スプーンの裏側を利用してグラスに注ぎます。
(3)上に注ぎ重ねるお酒も同じように静かに注ぎます。

ピール Peel
柑橘類の香りをカクテルにつけるには、ジュースよりも皮に含まれるオイルを振りかけるほうが効果的です。このテクニックをピールといいます。
ピールのやり方
(1)レモンの場合、皮をナイフで直径1.5pぐらいの円形に切ります。
(2)皮の小片を表皮をグラスに向けて親指と中指で皮を持ち、人差し指で押すようにしてオイルを飛ばします。
(3)グラスと表皮小片との距離は15pぐらい。斜め45度くらいから、さっと絞りかけます。オイルを飛ばしすぎると渋みがでるので要注意。

ビターを塗る Bitter
ビターは苦味酒という意味です。ジン・ビター、ピンク・ジンといったカクテルを作るときに、リキュール・グラス、シェリー・グラス、オールド・ファッション・グラスにビターを塗りジンなどを注いだ飲み物を作ります。
ビターのぬり方
(1)グラスに上からビターを注ぎます。量は、グラスの大きさにもよりますが、だいたい1ダッシュくらいが目安です。
(2)グラスを45度に傾け、回転させながら内側全体に塗るようにします。
(3)グラスを振って、ビター1滴くらいの量だけ残します。後はお酒を静かに注ぎます。


カクテルに使うおもなグラス
グラスがおいしさを引き立てます

リキュール・グラス リキュールグラス・ディーバ 2脚【こだわりキッチン「プロの道具屋さん」】 リキュール用のグラスですが、ブース・カフェを
作るときにも用いられます。
日本ではジンやウォッカなどをストレートで飲む場合にも使われます。
シェリー・グラス シェリーグラス・ディーバ 2脚【こだわりキッチン「プロの道具屋さん」】 スペインの甘口ワインであるシェリーを飲むためのグラス。
リキュール・グラスの倍の容量(2オンス・約60ml)のものが
よく使われます。
サワー・グラス サワー用のグラス。海外よりもむしろ日本で普及しています。
トロピカル・カクテルにもよく用いられます。
ゴブレット トロピカル・カクテルやビールのグラスとして使われます。
ソフト・ドリンクのグラスとしても普及しています。
ウイスキー・ストレート・グラス その名の通り、ウイスキーをストレートで飲む場合に
用いられます。
オールド・ファッション・グラス オールド・ファッションという飲み物に使用されます。
最近のアメリカン・スタイルのミックス・ドリンクにもよく使われるほか、
ウイスキーなどのロック・グラスとして用いられ、ロック・グラスとも
呼ばれます。また、オールドを除いて、ファッション・グラスとも
呼ばれます。
タンブラー 全面イオン強化グラス(ラウンド)8オンスタンブラー・2個セット【こだわりキッチン「プロの道具屋さん」】 獣の角を杯に用いていた時代があり、角杯は置くことが
できないことから、「転がるもの」という意味になりました。
おもにロング・ドリンクに用いられます。
コリンズ・グラス コリンズグラス・ポルトフィーノ【こだわりキッチン「プロの道具屋さん」】 コリンズというミックス・ドリンク用のグラス。
タンブラーを細長く円筒形にしたグラスで、コリンズ以外の
ミックス・ドリンクにも用いられることがあります。
日本では、14オンス入りが普通サイズ。
カクテル・グラス カクテルグラス(ラッパ)・2個セット【こだわりキッチン「プロの道具屋さん」】
円錐型
カクテルを入れるグラス。
普通、使用される形は円錐形ですが、半球型のものもあり、
丸型カクテルグラスといいます。
日本では最近、アメリカと同じサイズで、3オンスのサイズが
よく使われています。2・1/2オンスのものも市販されています。
シャンパン・グラス シャンパン・グラスには2通りあり、日本で普及しているのは、
半球型のもので、ソーサー・シャンパン・グラスといいます。
もうひとつは楽器のフルートのような細長いグラスで、
フルート・シャンパン・グラスといい、一輪挿しの花瓶のような
形をしています。あまり、市販されていないので、探すのが大変ですが、
現在、フルート・シャンパン・グラスで、サワー・グラスより細型のグラスです。
ボート・ワイン・グラス ポルトガルの甘口ワインであるポート・ワインを飲むためのグラス。
ミックス・ドリンクではフリップによく使われます。
ワイン・グラス 昔は赤ワイン・グラス、白ワイン・グラスがあり、地方や国によって
形もいろいろでした。今はこのグラスに統一されてきており、日本では
このグラスで、赤、白、ロゼのワインが飲まれます。
ソーダ・グラス 炭酸系の副材料を使ったミックス・ドリンクに使用され、ソフト・ドリンクを
作るときによく使われます。

カクテルに関するおもな用語

アクアヴィット じゃがいもや穀物を原料にし、キャラウェイ・シーズ(ヒメウイキョウ)で香り付けした、
北欧の蒸留酒
アフター・ディナー・カクテル 食事の後に飲むカクテル。甘口のリキュールと生クリームを用いたカクテルが多い。
アペリティフ 食前酒と訳されている(フランス語)。食前酒として苦味の強い酒をそのまま飲むか、苦味の強いカクテルを飲むことが多い。
アルコール分 日本では「度」という単位で表現するが、国によって異なる。度数はアルコールの量を0から100を100等分して、何mlアルコール
アルコールが含まれているかで表現する。
ヴェルモット ワインに薬草を入れて造った醸造酒。イタリア・タイプのスイート・ヴェルモット、フレンチ・タイプのドライ・ヴェルモット、苦手の強い
ビター・ヴェルモットがある。
ウォッカ じゃがいもや穀物を原料にし、白樺の活性炭で濾過したした蒸留酒。
エキス分 本来の意味は違うが、エキス分はお酒のなかの物質で蒸発しないものをさしていう。エキス分の対象となる物質は糖分が大半を占めているので、エキス分の高いお酒は甘いお酒である
100mlのお酒に蒸発しない物質が何g含まれているかであらわす。
エッグ・ノッグ お酒の入ったミックス・ドリンクのひとつ。クリスマス・ドリンクでミルク・シェーキのなかにアルコール(蒸留酒)が入った飲み物。
オン・ザ・ロック お酒の入ったミックス・ドリンクのひとつ。オールド・ファッション・グラスに氷塊を入れ、その上からお酒を注いだ飲み物。蒸留酒を用いることが多い。
オンス カクテルの基本となる分量で、28.4mlに相当するが、業界では計算しやすい30mlと表現している。
カップ 正式に計量単位ではないが、よく使用される計量単位。日本式に表現すると、コップ1杯の量で、8オンスの量。外国では、ハーフ・パイントという表現が多い。
ガロン 計量単位のひとつ。量が多いのでバーで使用することはない。
英ガロン(4546ml)と米ガロン(3785ml)とがある。
クーラー お酒の入ったミックス・ドリンクのひとつ。蒸留酒にレモン・ジュースやライム・ジュースなどの酸味を加え、ソーダ水やジンジャー・エールを満たし、タンブラーに入れる。
クオート 2パインとの量。パンチを作る際など、使用する量が多いときにこの単位を用い、実際には8オンスのタンブラーで4杯の量として計算する。
クローブ 香辛料の一種で、日本語でいう丁子(ちょうじ)のこと。
粒状のものか粉末になったものが市販されているが、小瓶のもので充分。
カクテルをよく作る家庭では、常備しておいたほうがよい。
コルン 小麦を原料にしたドイツの地酒の蒸留酒で、ジン・タイプのもの。
サワー お酒の入ったミックス・ドリンクのひとつ。フィズよりも酸味を強くし、甘味を抑えたミックス・ドリンク。蒸留酒にレモン・ジュースと砂糖を加え、サワー・グラスに入れソーダ水を少量加える。
日本では、リキュールをベースにすることもある。
シガー 基本的に2オンス、アメリカでは1.5オンスの量。
シナモン 日本語では肉桂という。棒状のシナモン・スティック、小片になったものか、粉末になったものが市販されている。カクテルをよく作る家庭では、用意しておくといいです。
シャンパン 発泡性のワインで、フランスのシャンパーニュ地方でのみ造られたものをいう。
ジュレップ お酒の入ったミックス・ドリンクのひとつ。ミントの葉をつぶして香りづけし、蒸留酒やワインをクラッシュド・アイスを入れミントを飾る。
ショート・ドリンク ミックス・ドリンクを分類する用語。ミックス・ドリンクを短い時間で飲むものをいう。
適温まで冷やして、足つきのグラス(ステア・グラス)に入れることが多い。
醸造酒 ワイン、ビール、清酒など、アルコール分の少ないお酒。外国ではワイン、中国では黄酒(ファン・ジュウ)という。酵母菌(イースト菌)によって、糖分をアルコールに変えたお酒の総称。アルコール分は低く、高くて20度どまり。
蒸留酒 お酒の分類のひとつ。醸造酒を蒸留器にかけ、アルコール分を強くしたお酒の総称。平均40〜45度のアルコール分を含む。
ジル 2ジガーの量で、このときのジガーの量は2オンス計算。あまり使用されない計算単位です。
ジン 穀物を原料にし、ジュニパー・ペリー(ねずの実)で香りづけした蒸留酒。
シングル 1杯分という計量単位。お酒の場合、1オンス(30ml)をいう。
スクイズ 「絞る」という意味の英語。ツイストと同様。
スノー・スタイル 日本だけで使用されるカクテル用語。グラスのふちをレモン・ジュースなどで濡らし、砂糖をまぶすこと。塩を用いることもあって、その場合は塩のスノー・スタイルという。
スピリッツ 蒸留酒のこと。日本では、広義にアルコールの入った飲み物全般のことを指すことがある。
スリング お酒の入ったミックス・ドリンクのひとつ。シンガポールで代表されるミックス・ドリンクで蒸留酒にレモン・ジュースとグレナディン・シロップや砂糖などを加え、水やソーダ水、ジャンジャーエールなどで割る。
ソフト・ドリンク アルコールの入っていない飲み物の総称。
ダッシュ 日本語で一振りの意味。ビター・ボトルにビターを8分目入れ、ビター・ボトルから出る量を一定にし、一振りで出る5滴ぐらいの量(約1ml)
ダブル カクテル用語では、ふたつという意味ではなく、2倍と言う意味である。
1オンス入れるところを2オンス入れることを言う。
チェイサー 「追いかける人」というのが本来の意味。強いお酒を口にした直後に飲む水とか。
(コーラ、ソフト・ドリンク、ジンジャー・エールなど)をいう。
テーブル・スプーン tbsp.と略記する場合がある。日本語では卓さじと表現する。カレーライスなどに用いるさじで日本の料理業界では「大さじ」と表現している。
ディジェスティフ 消化を助ける食後酒のこと(フランス語)。そのままお酒を指す場合と、アフター・ディナー・カクテルを指す場合がある。
テキーラ 竜舌蘭の受益を発酵させた蒸留酒。メスカルといわれる酒のなかの上質の酒で、メキシコのハリスコ州のテキーラ町を中心に造られるものをテキーラという。
デュボネ ワインに薬草成分が入った蒸留酒。ヴェルモットとの違いは、ヴェルモットは主としてニガヨモギを用いているが、デュボネはキニーネ(キナ皮)を主原料としている。
トデー お酒の入ったミックス・ドリンクのひとつ。少量の砂糖で甘味付けをし、グラスはタンブラーかファッション・グラスを用いて、水か湯で創る。日本ではホット・トデーがよく飲まれている。
ドライ 辛口という意味。お酒やカクテルの味の表現に用いる。
ドロップ 日本語では1滴という。ビター・グラスにボトルにビターを8分目入れ、ビター・ボトルから出る量を一定にして、ポトリと一滴落ちる量。
ナイトキャップ お酒の入ったミックス・ドリンクのひとつ。日本では寝酒です。寝室で寝る前に飲むカクテルで、香の強い、アニゼットやキュラソー系の酒が用いられ、卵を入れることあります。
ナイトキャップ・カクテルという名のミックス・ドリンクもあります。
ナツメッグ 香辛料のひとつ。カクテルをよく作る家庭では、小瓶でもいいので常備するとよい。
香り付けに用いるので、1年くらいたったら新しいものと取り替える。
バー・スプーン bsp.と略すバー・スプーン1杯の量。また、カクテル用具のひとつで、1本のバーの両端にスプーンとフォークがそれぞれついている。
材料を混ぜあわせるときやフロートさせるときに使用し、フォークは瓶詰めのオリーブなどを取り出すときに用いる。
ハーフ・アンド・ハーフ なんかピザにもありそうな名称です(^_^;)
2種のお酒を半分ずつ入れるミックス・ドリンクの総称。醸造酒を用いることが多く、ヴェルモット・ビールを用いたものがある。
自分の行きつけのアイリッシュ・バー HUBでもブラック・タンというメニューがあり
下半分がバスペールエールで、上半分がギネスです。
ハイ・ボール お酒の入ったミックス・ドリンクのひとつ。
蒸留酒をソーダ水で割ったものをいうことが多いが、蒸留酒をタンブラーに入れ、ソーダやコーラ、ジンジャー・エール、トニック・ウォーターで割ったものの総称。
パイント 2カップの量で16オンス。日本ではあまり使われない計量単位だが、外国ではよく使用され、ビールを用いるときなど、量の多い場合に使う。
バック お酒の入ったミックス・ドリンクのひとつ。蒸留酒にレモン・ジュースを入れ、ジンジャー・エールかジンジャー・ビアで割ったもの。
パテント・スチル 日本語では「連続式蒸留機」という。特許をとったので「パテント」という言葉を用いている。
ひとつの機械に通すと、何回も蒸発したようになって出てくる。
パンチ お酒の入ったミックス・ドリンクのひとつ。インドで生まれたパーティー・ドリンク。
パンチ・ボールにワイン、蒸留酒をベースにジュースなどで割ったもの。5種類の材料で作ったので、「5つ」という意味のヒンズー語「パンジャー」が語源。
ビール 麦を発酵させて造った醸造酒。日本のビールの大半は、お酒を下のほうから発酵させる下面発酵だが、イギリスのものは上のほうから発酵させる上面発酵で、エールと呼ぶ。
ビールを造るときに麦を焦がすと、黒ビール、スタウト、ポーター、ビターという黒ビールになる。
ピール 皮のこと。「ピールする」と言えば皮を軽く絞って皮の香りをつけること。
ビター 苦味酒と訳す。カクテル用のビターは、カクテルの香り付けや、嫌なにおいを消すのに用いる。
そのまま飲むと非常に苦い。この苦味がアペリティフ(食前酒)によく利用される。
ウイスキーをベースにしたカクテルによく用いるアンゴスチュラ・ビター、ジンをベースにしたカクテルによく用いるオレンジ・ビター、イタリア産のカンパリなどがある。
プース・カフェ お酒の入ったミックス・ドリンクのひとつ。重たいお酒をしたから順番に段上に重なって美しい飲み物になるストローを添える。
フィズ お酒の入ったミックス・ドリンクのひとつ。日本では女性に人気のある。レモン・スカッシュにお酒の入った飲み物と考えればよく、蒸留酒にレモン・ジュースと砂糖を加え、ソーダ水で割ったとき、炭酸水の泡のはじける音をフィズと表現したのが語源。
フィンガー フィンガーとは「指」のことだが、カクテル用語としては、量の単位として用いる。正式の計量単位ではないが、器の底から指2本分の幅の高さまでお酒を入れる。
フラッペ お酒の入ったミックス・ドリンクのひとつ。夏によく飲まれ、カキ氷の上からリキュールやワインをかけたもの。
ブランデー 果物の蒸留酒。大半を占めるグレープ・ブランデーを単にブランデーということが多い。リンゴのブランデーは、アップル・ブランデーというほかに、カルバドスともアップルジャックともいう。キルシュワッサーは、さくらんぼのブランデーを指す。
フリップ お酒の入ったミックス・ドリンクのひとつ。外国の卵酒のようなもの。卵、砂糖、お酒を混ぜて作る黄金色の上品な飲み物。日本では、ポート・ワイン・グラスを用いることが多いが、サワーグラスやワイン・グラスを用いてもよい。
プルーフ アルコール分の表記単位。イギリス式(全体を175等分)とアメリカ式(0〜100%を200等分)とがあり、世界的には後者を使用。
フローズン・スタイル 小さな氷でグラスを氷点下まで下げ、グラスの周りを霜降り状態にしたもの。
フロート 「浮かせる」というカクテルを作る際の技術的な用語でもあり、お酒の入ったミックスドリンクのひとつでもある。
ポット・ステル 日本語では「単式蒸留器」という。ひとつの釜を使用し、昔風のやり方で蒸留することを言う。蒸留酒の製法に関してよく出てくる言葉。
ボディ シェーカーでは本体をさすが、カクテル用語では、主体になるお酒(ベース)をいう。
ボディになる酒としては蒸留酒が用いられることが多いが、ほかのお酒も用いられる。
ボトル 日本ではひと瓶とか1本などと表現している。国により、またお酒の種類によって、ひと瓶のなかの量は違うが、バーボン・ウイスキーは4/5クォートとラベルに表記している。
ミスト お酒の入ったミックス・ドリンクのひとつ。グラスにクラッシュド・アイスをいっぱい入れ、蒸留酒を注いだもの。
ラム 糖蜜から造られた蒸留酒。味のタイプによって、ヘヴィ・ラム、メディアム・ラム、ライト・ラムに分類される。西インド諸島はすべてラムの産地で、島名で呼ばれることもある。
ヘヴィ・ラムで有名なジャマイカ島のものは、ジャマイカ・ラム。
ライト・ラムの代名詞になっているのが、キューバン・ラム。
バガーディはバガーディー社で造っているラムのこと。
リキュール 日本では、かつて混成酒と表記されていたが、現在は法律用語としてリキュールと表記するようになった。
醸造酒、蒸留酒に果汁などを添加して作ったお酒で、甘いものが多い。
リッキー お酒の入ったミックス・ドリンクのひとつ。蒸留酒をベースにライム・ジュースを好みの量入れ、ソーダ水で割った飲み物で、グラスはタンブラーを使う。
レシピ 日本語では、処方や処方箋という意味だが、カクテルの作り方を書いたものをレシピという。
レシピには、ほぼ統一した表記法が用いられる。
ロング・ドリンク ミックス・ドリンクを分類する用語。長い時間飲んでよいものをいう。
タンブラーのような容器に注いで、氷を入れる。
ワイン 広い意味では醸造酒のことをいうこともあるが、ワインの大半を占めるブドウの醸造酒を単にワインという。
色で分けると赤・白・ロゼがあり、とくにフランスのボルドー地方の赤ワインをクラレットという。
そのほか、スペインにはシェリー、ポルトガルにはポート・ワインという甘口のワインがある。

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